前回のお話しは こちら→区分マンション2部屋目をオーナチェンジで購入#04_専門用語の説明 – 普通のパート主婦が副業をやってみたブログ (ecorporation25.com)
前回、専門用語を説明しましたが、今日は”両手”という言葉を詳しく説明しますね。
両手とは
結論から言いますと、物件の取り扱い不動産屋さんが売り手と買い手の両方から手数料をもらう事です。片方だけだと片手です。
手数料を通例の3%とすると、両方からもらうので6%になります。
例えば、2000万円の物件であれば、3%だと60万円。6%だと120万円です!!不動産屋さんにとってみればおいしい話です。
もうちょっと具体例で書くと、2000万円の物件があるとします。それを1500万円で指値しても、不動産屋さんは両手状態だと利益(もうけ)が大きいのです。なので、不動産屋さんのモチベーションが上がることが予想され、積極的に売り主様と指値交渉してくれる可能性があります。
片手 | 両手 | |
物件価格 | 2000万円 | 2000万円 |
指値価格 | 2000万円 | 1500万円 |
不動産屋さんの利益 | 60万円 | 90万円 |
というわけで、物件を買うときは不動産屋さんに指値に協力してもらうために両手にもっていきます。
両手にするためには
具体的には、専任媒介(または専属専任)で物件を取り扱っている不動産屋さんを探します。
一般媒介だと他の不動産屋さんに物件販売を頼めますが、専任媒介だと他の不動産屋さんと3か月は契約できないルールになってます。なので、その間に不動産屋さんが買い手を見つけてしまえば、売り手と買い手両方から手数料をもらえる形になるのです。
不動産屋さんとの契約種類まとめ
初めての賃貸マンション_売却編#02 – 普通のパート主婦が副業をやってみたブログ (ecorporation25.com)
本来、専属媒介だと、登録した不動産屋さんのみが見れるレインズへの物件登録が必要なのですが、登録したことにすれば他の不動産屋さんは見ることができません。よって、物件を取り扱うことができません。なので専属媒介契約した不動産屋さんのみが買い手探しに動ける状態となります。
レインズとは
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まとめ
物件を買うときは、指値の可能性を上げるために、両手状態にもっていく☆
プラスαを書くとしたら、不動産屋さんにも気持ちよく動いてもらうためにも、利益あるんだから手数料値引いてとかはやらないようにしましょう。なんといってもつながりが大事なので、Win-Winに持っていくべきだと私は思ってます。
今日はここまでにしますね。
ではでは、今日も一日がんばりましょー☆ つづく
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